挑戦の真っ只中 〜アメリカ市場への挑戦〜

展示会支援から始まる、メデタシ・パートナーズの軌跡

こんにちは。メデタシ・パートナーズです。

このたび新たに「メデタシ・パートナーズ合同会社」としての挑戦を始めるにあたり、

これまでお世話になってきた皆様への感謝の思いとともに、

私たちの挑戦の「今」と「これから」を綴るコラムを発信することにいたしました。

営業活動のなかでぶつかる課題、失敗、葛藤。
そしてそこから見えてきた「気づき」や「改善のヒント」を共有し、少しでも皆さまにとっての共感や学びにつながれば嬉しく思います。

アメリカ市場という高い壁
今、私たちはアメリカ市場への挑戦を続けています。
まだ成果が出ているわけではありませんが、「現在進行形」でぶつかっている課題と、その乗り越え方を少しご紹介させてください。

アメリカは、日本と比べて圧倒的に大きな市場。可能性も無限に広がっています。
しかしその一方で、規制・文化・物流・消費者の好みなど、日本とは全く異なる条件が立ちはだかります。

規制とラベル表示の壁
日本では当たり前の成分や表現が、アメリカではNGだったり、より厳密な説明が必要だったり。こうした「見えない壁」は多く存在します。

私たちは今、以下のような取り組みを進めています:

現地専門家との連携
 → アメリカの表示規制やローカルニーズに即したラベル表記を、現地のパートナーと協力して調整。

フィードバック重視の市場調査
 → 現地都市での試供品配布によるリアルな声を集め、商品設計や訴求に反映。

進んだと思ったらまた戻る。そんな日々ですが、これが「本当の挑戦」だと実感しています。

賞味期限と物流の再設計
品質に自信のある日本製品ですが、アメリカの広大な流通網の中で「賞味期限の壁」が大きく立ちはだかります。

物流パートナーの選定
 → アメリカ国内でのスピーディーかつ安定した輸送が可能な企業と提携を進行中。

新たな保存技術による試作開発
 → 賞味期限を延ばす技術を取り入れ、再設計された商品のテストを実施。

パッケージの信頼性強化
 → 消費者が安心できるよう、見た目にも工夫を施したパッケージデザインを採用しています。

厳しい声がくれた、大きな気づき
ある現地バイヤーからは、

「このままでは売れない」
という、非常に厳しいフィードバックもいただきました。

悔しい気持ちもありましたが、その言葉が「本当のターゲットとは誰か?」を考える転機となりました。

ターゲット再定義
 → 「日本製食品の安心感を求めるアメリカ在住者」や、「健康志向・自然派志向の消費者」へと明確にフォーカス。

価値提案の再設計
 → 「繊細で丁寧な日本製造」「安心・安全」「素材そのものの味わい」など、ストーリー性を強化した提案準備中です。

少しずつ見えはじめた光
ようやく、新しいラベルデザインが現地パートナーから好意的に評価され、再びバイヤーとの商談も前向きに進んでいます。

「これは売れるかもしれない」という手応え。
それは、地道な努力の先にある小さな光。私たちにとっての大きな前進です。

最後に
この挑戦は、成功を保証されたものではありません。
しかし、何度立ち止まっても、振り出しに戻っても、確実に「前には進んでいる」と信じています。

そしていつか、

「あの時、あきらめなくてよかった」
と、心から思える日が来ると信じて。

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

※この内容はメルマガでも不定期で配信しています。

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